最後まで気配りを忘れずに

円満に退職を達成するためには、最後まで自分の役割を果たすことが大事です。役割というのは、担当していた仕事を中途半端にせずやり通すこと、後任に任せる場合は滞りなく仕事を引き継ぐことです。

中途半端な仕事になってしまった場合、取引先やこれまで勤務していた企業に多大な迷惑を掛けることになります。特に、取引先に迷惑を掛けてしまうことになれば、会社の信頼や売り上げに影響を及ぼす可能性もあります。これは退職する際の適切な状態とは言えません。まずは担当していた仕事を仕上げることに意識を向けましょう。退職日の日程が決まっており仕上げるのが難しい場合は、その時点までの仕事を後任にしっかり伝えましょう。

自分が取り組んできた仕事は自分が一番理解しているものです。しかし、自分と同じように他の従業員が仕事を理解しているとは限りません。そのため伝え漏れを発生させることなく、十分に引き継げるような工夫が必要です。口頭で説明するだけでは理解が難しいこともあるため、口頭だけではなく実践してみたり、引き継ぎ書を作成したりなど、後任が困らないような状態にしておきましょう。

また、退職の際には一緒に働いていた従業員への感謝も大切です。同じ部署や仕事を担当していた従業員には、しっかりと感謝を述べておきましょう。合わない人や苦手な人がいたとしても、その人も混じえてこれまで一緒に仕事をしてこれた側面もあるので、本望ではなかったとしても感謝を伝えておくことが大事です。最後は自分もみんなも気持ちよくお別れしましょう。もし、いま転職を考えているのならこちら「円満退職万歳」にも目を通しておくことをオススメします。

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